マレーシアキャラバンの概要報告

2016年4月 5GMF事務局

5GMFとIMT Sub-WG 5G(マレーシア技術標準フォーラム(MTSFB)のIMT WGの傘下に設置された 5G に関するSub-WG)との間の協力関係覚書(MoC:Memorandum of Cooperation)の締結式、5Gに関するワークショップ及びMTSFBと5GMFとの技術交流会が開催された。

5GMFとIMT-2020 5G Malaysia間の協力覚書締結の様子
5GMFとIMT-2020 5G Malaysia間の協力覚書締結の様子

5Gワークショップ及び技術交流会の概要

■日程: 2016年4月5日(火)〜6日(水)
■場所: マレーシア通信マルティメディア委員会(MCMC)(サイバージャヤ)

■参加者: マレーシアからは、MTSFBのIsmail Osman会長、Hamzah Burok総責任者、IMT WG議長のKhairul Akmal Zahri氏、5G Sub-WG議長のTharek Rahman教授の他、政府、通信事業者、製造メーカ、大学・研究機関等から、約150名が参加。 日本からは、総務省移動通信課 高橋課長補佐、5GMFから佐藤事務局長、技術委員会 中村委員長代理/富士通、NICT 石津氏、三菱電機 岩根氏、NEC鹿倉氏等が参加。

■概要:
▷4月5日(火)に5GMFとIMT Sub-WG 5Gとの間の情報交換と今後の協力関係の進め方に関する意見交換を目的とした技術交流会を開催し、 4月6日(水)に協力関係覚書を締結しました。
▷4月6日(水)のワークショップは、ARIBとMTSFBが主催、5GMF、総務省、MCMCの共催で、マレーシアの5Gシステムの研究開発を開始するキックオフとの位置付けで開催された。
▷オープニングセッションでは、MTSFB会長のIsmail Osman氏からの歓迎の挨拶に続いて、総務省 高橋氏が日本での移動通信動向、5G移動通信システムに関する研究開発の活動状況、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けたロードマップ等を含めたオープニングスピーチを行った。
▷技術講演のセッションでは総務省、5GMFから6名、MTSFBから4名のプレゼンテーションと質疑応答が行われた。