東武ビジネスソリューション──東京スカイツリーを起点に5G、IoT時代の新サービスを創出

会社の概要

東武ビジネスソリューションは、東武鉄道の100%子会社で、鉄道やバス、東京スカイツリーをはじめとする観光、不動産といった東武グループのITコンサルティングやマーケティングを中心とした企業です。また、官公庁案件や学術機関との連携などグループに限らず幅広い分野への取組も行っています。

東武ビジネスソリューション

5GMF入会の動機

今後到来する5G時代に向けて、先端のITを活用したマーケティングの姿を検討するようになり、5GMFに入会することで情報の共有ができるのではと考えました。当初は、5GMFへの入会を希望しても断られるのではないかとビクビクしたほどですが、実際には自由闊達(かったつ)に会員の方々とお話ができ、大変ありがたい機会をいただいています。

5Gへの取り組み

東武ビジネスソリューションは、5Gの技術を開発する会社ではありません。5GやIoTといった新しい技術を活用して、東武グループ内外の各種サービスを利用される方々に新しい体験やサービスを提供することで、東武グループ全体の価値や沿線価値の向上を目指しています。その1つが、東京スカイツリーです。東京スカイツリーは、国内はもちろん、海外においても日本の最先端建築技術として高く認知されています。私たちは、未来を体験できるショーケースとして、東京スカイツリーを日本の先端技術や新しい文化のスタート地点にしていきたいと考えています。

実際に、東武鉄道はNTTドコモと共同で、東京スカイツリーを中心としたエリアにおいて5Gの実証実験を実施することをアナウンスしています。両社は、東京スカイツリーやその周辺施設等に5G環境を構築し、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)を活用した観光案内コンテンツやライブ配信サービスなどのトライアルを行う予定です。表面上はITを意識させることなく東京スカイツリーで新しいサービスの体験ができるように仕立てながら、裏側は5Gの高速大容量、多端末接続、超低遅延といった機能をフルに活用してサービスを支えることを考えています。東武ビジネスソリューションでは、「5G時代の新サービスは世界一のタワーから」をキーワードに、ITコンサル支援を進めます。

トライアルは2017年5月に開始し、2020年の商用サービスに向けて継続して行っていきます。5Gではアプリケーションが最も大切だと考えています。様々な分野の方々と手を組まないと有効なサービスやアプリケーションを開発することは難しいと思いますが、5GMFの場と皆さんのお力を借りながらトライアルを進めていくつもりです。

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IoTへの期待

これまでIoTは、M2Mと呼ばれていた時代の延長線上で、カテゴリーや業界、業種ごとにバラバラで使われるものでした。しかし、5G時代には、5Gを核とすることで様々な分野で集めたIoTの情報を総合的に利用できるようになっていくと考えています。IoTデバイスから得た情報が、バリアフリーや観光、スポーツ観戦、自然環境保護など、様々な人々の生活やライフスタイルに関わり、便利に変えていくことになるでしょう。逆に言うと、そうしたIoTの新しい世界観を作って提示する必要があると感じています。

そうした中で、5GとIoTを組み合わせることで、東武グループの事業の根幹である鉄道・バス事業の安全性・利便性の向上に繋がればと期待しております。また、東京スカイツリータウンなどでは、VR、ARを活用した新しい観光ガイドも検討していますし、沿線活性化のためのビッグデータ活用にも5G、IoTの技術が活かされると考えています。

5GMF会員および今後の会員へのメッセージ

5GMFは発足から2年が経過し、議論が技術面だけでなくサービス面でも進展してきていると感じています。5Gを活用したサービスの様々な企画やアイデアを持っている各社の方々と一緒に、新しいサービスを日本発で作り上げていくことに貢献できればと思います。その場として、5GMFは様々な人々の架け橋になってくれると考えています。その中で、我々東武ビジネスソリューションは、世界から人が集まる東京スカイツリーで5Gを活用した新しいサービスを提供してみたいと考える方々の架け橋になりたいと思っておりますので、是非お声掛けいただければと思います。

 

【関連リンク】
東武ビジネスソリューション
東武鉄道とドコモが「5G トライアルサイト」での5Gサービス創出に向けた協力に合意(プレスリリース:PDF)