ローカル5Gとは

ローカル5Gとは

ローカル5Gは、携帯電話事業者による全国向けの第5世代移動通信システムとは別に、地域の企業や自治体等の様々な主体が、自らの建物や敷地内でスポット的に柔軟にネットワークを構築し、利用可能とする無線システムです。

ローカル5Gが利用する周波数帯

ローカル5Gは、4.6-4.8GHz及び28.2-29.1GHzの周波数を利用することを想定しておりますが、他システムとの周波数共用条件が検討済である28.2-28.3GHzについて、先行して本年12月に制度整備が行われました。

図2-1 ローカル5Gの使用周波数帯域
図2-1 ローカル5Gの使用周波数帯域

ローカル5Gの特徴

ローカル5Gは、以下のような特徴があります。

■ 携帯事業者によるエリア展開が遅れる地域において5Gシステムを先行して構築することが可能。
■ 使用用途に応じて、必要となる性能を柔軟に設定することが可能。
■ 他の場所の通信障害や災害などの影響を受けにくい。
■ Wi-Fiと比較して、無線局免許に基づく安定的な利用が可能。

図2-2 ローカル5Gの概要
出典:総務省作成資料 図2-2 ローカル5Gの概要

【参考】
総務省報道資料
2019年12月17日
ローカル5G導入に関するガイドライン案に係る意見募集の結果及び策定したガイドラインの公表
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000001_00002.html