海外の5G動向紹介

5G trends from Overseas

国内5G網の整備を急ぐインド政府【Light Reading 2/1】

インド政府は先ごろ、5Gサービスの開始を計画する国内の通信事業者に求める政府への事前通知の期限を1年から6ヶ月に短縮。インドでは、今年3月に周波数帯オークションを予定しており、大手通信事業者のReliance Jioがオークションへの参加や2021年中の5G網展開の見通しを発表していたが、今回の変更によりインドで年内に5Gサービスが開始される公算が高まったという。

シンガポール政府、国内の5G製品およびサービスの開発や採用の促進に新たな助成金【ZDNet 1/20】

シンガポールの情報通信メディア開発庁(Infocomm Media Development Authority)は先ごろ、同庁の「5G Innovation Programme」の一環で、国内の5G製品およびサービスの開発や採用の促進に新たに3000万シンガポールドル(約23億4000万円)の予算を確保。新たな助成金は、5G関連サービスの商用化促進や中小企業を含むより多くの地元企業への財政援助を目的としているという。

英政府、革新的な5Gユースケースのトライアルに2800万ポンドを投資【ITPro 1/13】

英国政府は先ごろ、5G網の革新的な応用方法を研究する9つのプロジェクトに2800万ポンド(約40億円)を投資することを発表。この中には、国内の港湾やロンドンのO2アリーナ、ミルトン・キーンズのスタジアムMK、コーンウェルのエデン・プロジェクトなどの施設における5Gプロジェクトが含まれており、うち5つのプロジェクトではOpen RAN技術の可能性についても模索するという。

南ア通信当局、5G基地局と新型コロナウイルスに関する陰謀論を否定【Reuters 1/12】

南アフリカの通信当局は現地時間1月11日、国内で5G技術と新型コロナウイルスを関連付けるデマが広がっていることを受け、このような陰謀論を「根拠のないフェイク」と強く否定。南アフリカのクワズール=ナタール州では先週、このようなデマによって現地通信事業者のVodacomやMTNの所有する4つの基地局が破壊されていた。

米国防総省、オープンソース5Gの促進を目指す「5Gチャレンジ」を検討【Light Reading 1/11】

米国防総省(DoD)は先ごろ、オープンソースの5Gエコシステム促進のための「5Gチャレンジ」を検討していることを発表。DoDは米商務省電気通信情報局(NTIA)の電気通信科学研究所を通じてこのトピックに関する情報請求告示(Notice of Inquiry、NOI)を行う予定で、「様々な関係企業による協力や相互運用性の促進を最大化するオープンな5Gスタックエコシステム開発のインセンティブになるものは何か?」など複数の質問へのコメントを求めるという。

中国、2021年の5G基地局設置は60万基以上に【China Daily 12/30】

中国工業情報化相の肖亜慶氏は現地時間12月28日、同国が2021年に60万基以上の5G基地局設置を目指すことを発表。また、政府は10の重要業界にフォーカスした産業5G網のパイロットプロジェクトを実施するという。中国では、2020年12月半ば時点ですでに71万8000基以上の5G基地局が設置されており、300以上の都市で5G網が展開されている。

イスラエル、国内の5Gインフラ強化を目指すイノベーションプログラムを開始【新華網 12/30】

イスラエル・イノベーション庁(Israel Innovation Authority)は現地時間12月30日、国内の5Gインフラの拡大・強化のための新たなプログラムを開始。このプログラムには、イスラエル・ケミカルズ(ICL)のカリ工場やイスラエル水道公社へのローカル5G網配備、5Gセルラーインフラを活用したスマートシティカメラからの動画ストリーミング、ハイファのランバム病院における5G通信など、5つのパイロットプロジェクトが含まれているという。

SKテレコムとAWS、韓国初の5Gエッジクラウドサービスを開始【Future IoT 12/28】

韓国通信大手のSKテレコムとAWS(Amazon Web Service)は現地時間12月28日、超低遅延が求められるモバイルアプリケーションの開発を可能にする韓国初の5Gエッジクラウドサービスの提供を開始。「SKT 5GX Edge」と呼ばれる新サービスはAWSの「AWS Wavelength」を使用したもので、SKテレコムの顧客企業やデベロッパー向けに機械学習やIoT、ビデオゲーム、ストリーミングなどの分野で革新的なサービスの開発を可能にするという。

ブラジルの大豆農家、収穫量拡大に5G技術を試験的に導入【Reuters 12/4】

ブラジル、ゴイアス州の大豆農場が現地時間12月3日、農作物の生産増大や病害対策に中国ファーウェイの5G技術や通信機器を活用する試験的プロジェクトを開始。新たなプロジェクトは、畑に設置されたセンサーや刈取機、ドローンなどから5G通信によって収集した情報を収穫量の改善や病害対策に活かすものだという。

西アフリカ初の商用5G網をスタート【Developing Telecoms 11/27】

トーゴ共和国の携帯通信事業者であるトーゴコム(Togocom)は先ごろ、首都のロメでの商用5Gネットワークの提供を開始。フィンランドのノキアが通信機器や関連するソリューションを提供する新たな5G網は、同国の既存の4G網の2倍のダウンロード速度を実現するといい、アフリカ全体では3番目、西アフリカでは初の商用5G網となるという。

フィンランドで商用5G網で世界最速の8Gbpsを記録【ComputerWeekly.com 11/19】

フィンランドのノキアと現地通信事業者のエリサ(Elisa)、チップメーカーのクアルコム(Qualcomm)は先ごろ、5Gの商用網で世界最速の通信速度を記録したことを発表。ヘルシンキにあるエリサのフラッグシップストアで行われたこのデモは、ノキアの5Gミリ波技術とクアルコム製のテスト用5Gスマートフォン、エリサの商用5G網を利用したもので、2台の5Gデバイスを合わせて8Gbpsという速度を記録したという。

AT&T、CBRS周波数帯を使用したローカル5G網でエリクソンと協力【Fierce Wireless 10/15】

AT&Tが、エンタープライズ向けローカル5Gネットワークの提供でエリクソンと協力する。「AT&T Private Cellular Networks」という新たなサービスは、CBRS(Citizens Broadband Radio Service:市民ブロードバンド無線サービス)周波数帯のGAA(General Authorized Access、一般許可アクセス)層を利用するもので、まずはLTE技術で開始され、近い将来ローカル5Gへの移行が計画されている。

スウェーデンのTelenor、Atlas Copcoに商用ローカル5Gサービスを提供へ【Telecompaper 9/29】

スウェーデン大手携帯通信事業者のテレノール(Telenor)は先ごろ、エリクソンの「インダストリー・コネクト(IndustryConnect)」ソリューションをベースにし、3.7GHz帯の周波数を利用するローカル5Gネットワークの提供で現地産業機械メーカーのアトラスコプコ(AtlasCopco)と合意したことを発表。