Beyond 5Gというオープンイノベーションが現在の5G・ローカル5Gを加速する(国立研究開発法人情報通信研究機構)
「5G・ローカル5Gは、電波の産業応用としての方向性を確立することに成功しました。その土台の上で、Beyond 5Gが実現する世界、すなわち2030年ごろの社会はほぼ見えています。例えばメタバース上でロボットなどと協働したり、デジタルツインによってAIでシミュレーションしたものを実空間で駆動するサイバーフィジカルなども実用化しているでしょう。つまりこういうものを担える、社会全体をその神経網として担えるような通信性能がBeyond 5Gなのです」と語る中川拓哉氏(NICT)に、5Gから7Gへ至るロードマップにおける日本のとるべき戦略について聞いた。