シンガポールのStarHub、現地で5Gサービスの実証実験を開始【RCS Wireless 8/18】

シンガポールの大手通信事業者であるスターハブ(StarHub)は先ごろ、ノンスタンドアロン(NSA)5Gアーキテクチャを使用した5Gサービスの実証実験を開始。また、フィンランドのノキアとの協力で2021年半ばまでに商用のスタンドアロン(SA)5Gネットワークを展開する計画も発表した。スターハブによれば、同社の5Gネットワークは現在、人口カバー率が53%に達しており、今年9月までにはこれを70%まで引き上げる計画だという。国内では、NTTドコモが2021年にスタンドアロン方式の5Gサービスを開始する方針を明らかにしたという報道が2020年8月にあった。スタンドアロン方式の採用で、ノンスタンドアロン方式では実現が難しい超低遅延や多数同時接続といった5Gの特徴を生かしたサービスの提供が期待される。

原文:StarHub launches 5G service trial in Singapore