中国、5G技術で動かす重機を使って在宅で働く鉱山労働者【Mothership 8/26】
中国、河南省栾川県の三道荘鉱山では、5G技術で遠隔操作する自動車や重機を用いることで、鉱山労働者が自宅から作業を行うことが可能になっている。この鉱山を運営するチャイナ・モリブデン(China Molybdenum)は2019年から5G技術を導入しており、鉱山労働者は高速かつ低遅延な通信を利用して様々な鉱山機械をリアルタイムかつ正確に遠隔操作することができるという。国内では、コマツとNTTドコモや、KDDI、大林組、NECなどが建機の遠隔操作の実証実験を進めている。熟練した従事者が不足している建設業や鉱業などで、5Gの超高速、超低遅延といった性能を生かした遠隔操作により、人材不足解消や安全性確保といった課題の解決が期待されている。
原文:Miners in China work from home using 5G-enabled machinery to do heavy lifting