ブラジルの物流業界にローカルLTE/5Gソリューション提供を目指すノキア【bnamericas 8/27】
フィンランドのノキアが、ブラジルの物流企業向けにローカルLTE/5G網の配備を進めているとする話をビジネスインテリジェンス関連媒体の「bnamericas」が報道。ノキアの南米向けソリューション事業の責任者を務めるウィルソン・カルドーソ氏によれば、同社は鉄道や高速道路、輸出などの事業を行う企業とのビジネスを進めており、まもなく何らかの発表を行うという。ノキアでは、ブラジルの資源開発企業や電力企業ともローカルLTE/5G関連のプロジェクトを進めている。国内でも、物流へのローカル5Gの活用の検討は進む。東急不動産とNTT東日本、PALの3社は、ローカル5G環境を物流倉庫に整備する取り組みを開始することを2020年6月に発表し、倉庫のデジタル化や自動化の推進など次世代物流センターの構築を目指して連携する。これに先立つ1月から2月にかけて、日本通運とWireless City Planningが、5GとIoT向けLTE規格のCat.M1を使ったスマート物流の実現に向けた実証実験を実施している。
原文:Brazil logistics corridors: The next target for Nokia’s private networks