スウェーデンのTelenor、Atlas Copcoに商用ローカル5Gサービスを提供へ【Telecompaper 9/29】

スウェーデン大手携帯通信事業者のテレノール(Telenor)は先ごろ、エリクソンの「インダストリー・コネクト(IndustryConnect)」ソリューションをベースにし、3.7GHz帯の周波数を利用するローカル5Gネットワークの提供で現地産業機械メーカーのアトラスコプコ(AtlasCopco)と合意したことを発表。テレノールは富士通と協力し、ストックホルムにあるアトラスコプコの製造工場にローカル5Gネットワークを導入するという。

富士通は国内でもローカル5Gの導入に積極的に取り組んでいる。2020年3月27日には、国内初となる商用のローカル5Gの無線局免許を取得し、富士通新川崎テクノロジースクエアでローカル5Gシステムの運用を開始した。またスマート工場のソリューションとしては、富士通ネットワークソリューションズ、富士通、ケーブルメディアワイワイの3社は、共同でローカル5Gの検証システムを構築し、2020年10月に稼働する予定だ。ケーブルメディアワイワイでは、スマート工場の実現および農業や自治体などが抱える地域課題の解決のためのローカル5Gを活用した実証実験を行う。

原文:Telenor Sweden activates commercial private 5G network for Atlas Copco