サムスン、ローカル5Gネットワークソリューションの提供でマイクロソフトと提携【Telecomlead 9/29】
サムスンは先ごろ、クラウドベースのローカル5Gネットワークソリューションの提供でマイクロソフトと協力することを発表。サムスンの仮想化5Gソリューションとマイクロソフトの「Azure」クラウドプラットフォームを組み合わせた新たなソリューションは、小売から製造、娯楽まで、様々な業界の企業のローカル5G網導入のハードルを下げ、ネットワークの拡張性や柔軟性の面でも利点があるという。
国内では、NECが通信事業者やローカル5G導入企業に向けて、オンプレミス型に加えてクラウド型のスタンドアロン(SA)型の5Gコアネットワーク(5GC)を提供している。NECがパブリッククラウド上で5GCを運用し、サービスとして提供するもの。通信事業者の商用サービスだけでなくローカル5Gでも、導入・運用時の負担の軽減や迅速なサービス展開を可能にする。2020年3月には、アマゾンウェブサービス(AWS)上で運用できるクラウド向けのスタンドアロン型5GCソリューションの提供も開始しており、こちらも事業者に加えてローカル5Gでの利用を想定している。
原文:Samsung in pact with Microsoft for private 5G network solution