Telenor Denmarkとノキア、オールボー大学で中小製造業向けの5Gテスト施設を提供【telecompaper 10/12】

デンマーク大手携帯通信事業者のテレノール・デンマーク(Telenor Denmark)とノキア、現地のオールボー大学が、5GおよびIoT技術の応用を検討するデンマークの中小企業向けに、5Gベースの生産テスト環境の提供で協力する。このテスト施設は、テレノールおよびノキアがローカル5Gネットワークを提供し、オールボー大学のAAU 5G Smart Production Labがロボットや研究人員、生産ラインを供給するもので、5G導入を検討する現地企業の設備の最適化やコスト削減のために役立てられるという。

国内では、2020年3月に国内初の商用のローカル5G免許を取得した富士通が、10月に「ローカル5Gパートナーシッププログラム」を開始している。幅広い業種のパートナー企業とともに、ローカル5Gを活用したユースケースの創出とソリューション開発を行うもの。同プログラムの共創を実施するための検証施設として「FUJITSUコラボレーションラボ」を開設し、ローカル5Gの基地局、端末によるネットワーク環境を利用した検証を推進する。

原文:Telenor Denmark, Nokia offer 5G industrial manufacturing test facilities at Aalborg University