中国の5G契約数、2020年末には世界全体の8割近くに【South China Morning Post 11/30】
スウェーデンのエリクソンは現地時間11月30日、世界のネットワークトレンドに関する最新の「Mobility Report」をリリース。この中で、世界の5G契約数が2020年末に2億2000万件に達し、このうち8割近くにあたる1億7500万件を中国の契約数が占めることになるとする予想を出している。中国では、2020年末の携帯電話契約全体に占める5G契約の割合が11%に達する見込みで、一方で、この数字は北米では4%、欧州では1%にとどまるという。また、「Mobility Report」では、世界の人口の15%が2020年末までに5Gカバレッジのある地域に住み、その人口は10億以上に上ると推定している。さらに2026年には、世界の人口の60%が5Gカバレッジにアクセスできるようになり、5Gの契約者数は5億に達すると予測する。2026年時点では北米の5G契約比率は80%にまで達し、世界で最も高い比率になると見ている。
原文:5G: China will account for nearly 80 per cent of global subscriptions by end-2020, Ericsson says