マイクログリッド制御にローカルLTE網を活用【Fierce Wireless 12/4】

ドイツのシーメンスが、ウィーンにあるオーストリア本社で導入しているマイクログリッド(既存の大規模発電所からの電力に依存しない小規模なエネルギー・ネットワーク)の制御にローカルLTE網を活用するという話をFierce Wirelessが伝えている。マイクログリッドはエネルギー供給に太陽光発電などの分散型電源と蓄電池などを組み合わせているが、ローカルLTE網はこれらを制御するためのセンサーやその他のデバイスのケーブル接続の手間を省くもので、将来的な5Gへのアップグレードも見込まれている。

国内の電力業界では、5Gを活用した現場作業の効率化や、5Gスマートポールの設置に向けた取り組みが進む。中部電力はKDDIと、変電所における現場業務の効率化とレジリエンスの強化に向け、5Gを活用した共同検証を始めている。中部電力パワーグリッドの大高変電所と中部電力の研究所において、ロボット・高精細カメラ・スマートグラスなどを用いた遠隔からの巡視や監視、作業支援などの検証を行う。また東京電力パワーグリッドは、配電地上機器に5Gアンテナ基地局とデジタルサイネージを組み合わせた「5Gスマートポール」を東京の西新宿エリアに設置。基地局のインフラシェアリングなどの実現可能性を検証する。

原文:Siemens deploys private wireless network to support electric microgrid