SKテレコムとAWS、韓国初の5Gエッジクラウドサービスを開始【Future IoT 12/28】
韓国通信大手のSKテレコムとAWS(Amazon Web Service)は現地時間12月28日、超低遅延が求められるモバイルアプリケーションの開発を可能にする韓国初の5Gエッジクラウドサービスの提供を開始。「SKT 5GX Edge」と呼ばれる新サービスはAWSの「AWS Wavelength」を使用したもので、SKテレコムの顧客企業やデベロッパー向けに機械学習やIoT、ビデオゲーム、ストリーミングなどの分野で革新的なサービスの開発を可能にするという。
国内でもKDDIがAWS と共同で、5Gネットワークエッジで超低遅延を実現する「AWS Wavelength」を2020年12月16日に提供開始している。これは、au 5Gネットワーク内のコア設備に、AWSのコンピューティングサービスとストレージサービスを配置して実現する。クラウドではなくネットワーク内のエッジでデータ処理が可能になり、4Gと比べて遅延が半分以下となるような5Gの超低遅延の特性を実現できるもの。高品質でインタラクティブ性があるクラウドゲーミングサービスの開発・提供や、4K/8K映像の高画質なストリーミングサービスの提供などの用途を想定している。
原文:SKT, AWS roll out first 5G edge cloud service in South Korea