シンガポール政府、国内の5G製品およびサービスの開発や採用の促進に新たな助成金【ZDNet 1/20】
シンガポールの情報通信メディア開発庁(Infocomm Media Development Authority)は先ごろ、同庁の「5G Innovation Programme」の一環で、国内の5G製品およびサービスの開発や採用の促進に新たに3000万シンガポールドル(約23億4000万円)の予算を確保。新たな助成金は、5G関連サービスの商用化促進や中小企業を含むより多くの地元企業への財政援助を目的としているという。
国内では地方自治体で5G関連の補助金を設けているところがある。東京都中小企業振興公社では「5Gによる工場のスマート化モデル事業」により、中小企業が自社工場にローカル5Gを導入する際の経費の一部を助成する(申込締切は2021年2月15日)。また新潟県でも「5G活用ビジネス創出事業」で、5Gを活用した新たなビジネスモデルへの参入に挑戦する県内企業を支援する補助事業について公募し、2020年9月に医療や教育など4件のプロジェクトを採択している。
原文:Singapore tops up 5G fund to drive product commercialisation