第5世代移動通信システム国際ワークショップ2015

2015年10月8日（木）、千葉市の幕張メッセ国際会議場に於いて、CEATEC JAPAN 2015のコンファレンスプログラムとして、総務省主催、国際電気通信連合（ITU）及び第5世代モバイル推進フォーラムの共催により、「第5世代移動通信システム国際ワークショップ2015」が開催されました。

総務省総合通信基盤局長の福岡 徹氏、及びITU-R研究委員会担当部長のColin Langtry氏による開会挨拶の後、本ワークショップ組織委員会委員長である吉田 進氏による基調講演が行われました。引き続き、各参加団体の代表者より、下記のような講演が行われ、最新の検討状況等について説明がありました。

講　演　者		講 演 タ イ ト ル	講 演 資 料
ITU-R Working Party 5D　副議長 Håkan Ohlsén氏		「5Gに向けたIMT-2020についてのITU-Rの活動の最新状況」	資料ダウンロード
4G Americas(米国) 議長 Chris Pearson氏		「4Gアメリカのビジョン」	4G Americas ホームページ
5Gインフラストラクチャー協会　理事会　議長 Werner Mohr氏		「5G PPPの研究プログラムについて」	資料ダウンロード
IMT-2020(5G)推進グループ(中国)　副議長 Zhiqin Wang 氏		「中国における5Gの研究状況について」	資料ダウンロード
5Gフォーラム(韓国) 運営委員会　委員長 Youngnam Han 氏		「5Gのロードマップ」	資料ダウンロード
第5世代モバイル推進フォーラム　企画委員会　委員長 森川 博之氏		「2020年以降を見据えた日本における5GMFの活動について」	資料ダウンロード

さらに、海外からの講演者に加え、第5世代モバイル推進フォーラムから技術委員会委員長の三瓶 政一氏及びネットワーク委員会委員長代理の川村 龍太郎氏がパネリストとして参加し、日本経済新聞社論説委員の関口 和一氏の司会進行によって、パネルディスカッションが行われ、第5世代移動通信の実現のための実証試験等における課題、通信業界以外の産業界との連携、一般の方々の第5世代移動通信への関心を高める方法等について、熱心な意見交換が行われました。